大阪市電気局長・木津谷栄三郎 写真集          星学館・天文データセンター  
   大阪市立電気科学館は、昭和12年(1937年)、大阪市電気局発足10年を記念する施設として開館した。初代局長の平塚米次郎(平塚雷鳥の妹婿、逓信省から)と2代目の局長木津谷栄三郎(東京高商卒)が中心的な人達で、池上四郎市長(文仁親王妃紀子様の祖父)、関一助役(後に市長、元東京高商教授)と共に新規事業を牽引した。木津谷は平塚局長の意を受けて、一貫して電気科学館建設の指揮とった。
 木津谷は、昭和6年(1931年)、電気事業調査のため、8ケ月間にわたって欧米に出張した。ここではその折の様子を中心に紹介する。木津谷の洋行が2回あったように記述した文献があるが、ここに見られるように、当時、海外へ行くのは難事業であり、多忙な業務を抱えていた木津谷にそのような余裕があったとは考えにくい。
 なお、本写真群は木津谷家から提供されたものであり、関係の皆様方のご理解、ご協力に感謝申し上げます。(加藤 賢一)
 
    本ページの構成: ポートレート    欧米視察関係     業務風景    
  ポートレート      
    局長就任時      
   
 
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
       
       
       
       
       
       
           
  欧米視察関係      
    逓信省嘱託の身分で洋行。平塚局長の采配によるものか。  
   
 
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
         
         
    電気局による壮行会 妻子と共に神戸に向かったようだ。大阪駅にて 清浦元総理夫人、平塚局長夫妻の見送りを受ける  
   
 
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
         
         
    スフィンクスがだいぶ埋まっている パリでの会議に出席 ベルリン  
   
 
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
    アメリカのウェスティングハウス社を訪問 関助役、平塚局長の出迎えを受ける。大阪駅にて    
   
   
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
         
           
  業務風景      
    清浦元総理を顧問に迎えていた 電気局10周年記念展、1933年 電気局10周年記念講演会、中央公会堂にて  
   
 
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
    大礼奉祝交通電気博覧会1928.10.1-11.30. 警報伝達訓練 市バス業務視察  
   
 
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
    関西配電(戦後関西電力に)に統合、副社長に 左写真の裏 エジソン顕彰碑除幕式